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OKINAWA

ポークランチョンミート(略してポーク)

と言えば戦後沖縄の最重要?食材。豚肉のミンチを味付け加工したもので、基本は塩味ですが、ガーリック風味なども目にします。日本に輸入されているポークランチョンミートの9割を沖縄で消費しているというからすごいですねぇ。沖縄のお歳暮で一番喜ばれるのはポーク缶の詰め合わせ?台所の棚に置いておくだけで妙な安心感が得られるような気がする人も多いのではないでしょうか。自分はそうです。台風で買い出しに行けなくても、これさえあれば大丈夫。立派な保存食であり県民食。ゴーヤーチャンプルーや各種炒め物、焼そば、焼飯などで脇役もこなせば、ポーク卵として堂々と主役をはることもある。大した奴です。アメリカ軍隊の野戦食であったこの缶詰が戦後沖縄に持ち込まれて以来、またたく間に庶民の台所へと広まり根付いたのでした。こんな偉業を成し遂げたのはポーク缶以降、演歌歌手のジェロくらいのものでしょう。違うかぁ?
アメリカ産の「スパム」「ホーメル」・デンマーク産の「チューリップ」「ミッドランド」あたりが沖縄では有名なんだと思います。TVコマーシャルも良く見かけるし。国産のものも何種類かありますね。
ポークランチョンミート(略してポーク)_c0162242_10201293.jpg

これは「DAK」というブランド(デンマーク産)のポーク。デザインがかわいいなと思います。缶も不思議な形ですね。「チューリップ」も同じ形状のモノを見た事はありますが、このタイプはスーパーでも置いてないところが多いような気がします。この形のポーク缶があまりメジャーでないのは、おそらく以下2つの理由なのではないかと勝手に想像するのですがいかがでしょうか。
1. 形がなんとなく中途半端なので、なんとなく陳列しづらそう。
2. 形がなんとなく中途半端なので、なんとなく調理の時にどうやって切るか悩みそう。
違うかぁ?
でも本来の野戦食用としては、もしかしたら理にかなっているのかもしれません。この形にこそ、とても重要な意味が込められていたりするのかもしれませんねぇ…なんかどうでもいい話になってしまいました。今回は脱線したまま終わりにしようと思います。
by shibu-okinawa | 2008-11-13 10:20