OKINAWA

お土産はジミーのケーキ

c0162242_1047771.jpg

戦後米軍基地内のベーカリーからフェンスの外へ。ジミーズ・ベーカリーというパン屋からスタートした(らしい)沖縄を代表する老舗スーパーマーケット。
初代社長が基地の中のベーカリーで覚えたパンやケーキの味を基地の外に持ち出して県民にアメリカの味を普及させたわけです。この初代社長が米兵から呼ばれていた渾名が“ジミー”
現在でも品揃えの多くはアメリカン。日用雑貨から食料品まで店内はアメリカの香りがします。県内に何店舗かありますが、国道58号線沿い大山にあるのが1号店。ジミーで買い物しているのは地元のお客さんがほとんどだと思います。
レストランも併設されています。ビュッフェ(沖縄流に言うとバフェ)などもあって、もう那覇のレストランや食堂は飽きたという旅行客の方には、たまにはジミーで食事というのも新鮮でいいかもしれませんね。

そして、知人が沖縄を訪ねてくると、ほぼ必ずと言っていいくらい聞かれるのがお土産のこと。沖縄と言えば“ちんすこう”や“タンナファクルー”新しめのだと“紅芋タルト”などなどたくさんのお菓子があって迷ってしまいますが、時には少し趣向を変えてジミーのアメリカンなお菓子なども良いのではないでしょうか。
帰ってすぐに食べることができるならやっぱり“アップルパイ”かな。
日持ちが気になるなら、フレーバーも何種類かあって楽しめる“パウンドケーキ”や“マフィン”。“スーパークッキー”なんかも良いと思いますよ。
最近では、わしたショップなど内地でも沖縄のお菓子を購入できるようになってきていますが、このジミーのケーキやお菓子は内地では買えなかったと思います。なので内地に住んでいる沖縄県出身者の方々は、知人が沖縄に帰省したりするとジミーのアップルパイお土産に買ってこさせるというような話も聞いた事があります。戦後の沖縄県民の舌に深く記憶されている味なのでしょう。純沖縄のものでないこういうアメリカ寄りのお菓子が故郷の味のひとつになっているというのも何だか不思議な感じがしますが、特殊な歴史を歩んで来た沖縄ならではのこと。でもここまで来ればこれは立派に沖縄のお菓子ということでいいのかもしれませんね。“アメリカ生まれ、沖縄育ちの味”はブルーシール・アイスクリームだけではないということです。
できればジミーに直接出向いていろいろ見てみるのが楽しいと思いますが、もし時間がなければ空港でも買えたはずです。
[PR]
by shibu-okinawa | 2009-07-07 10:47